ドラクエ10 自動人形達の足跡

プクリポな兄と、エルフな妹の気ままな日常

スポンサーサイト

Posted by パンタローネ on

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夢の舞台はまだ遠く・・・

Posted by パンタローネ on   0 comments   0 trackback



ふと、空を見上げてみた・・・

そこに輝くのは満天の星空・・・

そして、その星の光を嘲笑うかのように背後で輝くカジノのネオン・・・

我こそ地上の星だと言わんばかりに輝くその魔宮の中には・・・

今日こそはと叶わぬ夢を追い求める者たちで溢れていた・・・

財布の中には僅かなゴールド・・・

そう、今日も負けたのだ・・・

冥王ネルゲルを倒して早数ヶ月・・・

目的を失って数ヶ月・・・

あれほどにまで燃え上がっていた炎も・・・

燃やすものを失えば消えるのも早いものだ・・・

兄妹の、両親の、アバ様シンイ、村のみんな・・・

せめて、敵を取ったことを報告したいが・・・

あの地はもとより隔絶された孤島・・・

何より、未だレンダーシアは未だ紫の霧に包まれているとか・・・

けどそんなことはもうどうでもよかった・・・

ホーローとかいう賢者様が言うにはあの地には勇者様が目覚めたとか・・・

きっとその勇者様がやってくれるだろう・・・

待たせておいたパンナコッタを連れ家路につこうとすると、後ろから声をかけられた・・・

耳に残る綺麗な声・・・

振り向くとコロンビーヌがいた・・・

彼女とは冥王討伐までを共にした長い付き合いだ・・・

彼女も冥王に因縁があるそうで共に旅をしようと申し出てから
ずっと共に旅を続けた仲だ・・・

冥王という共通の目的を持っていたが、それ以上に私は彼女の中に
死に別れた妹を見ていた・・・

そんな、彼女とも最近すっかり疎遠になってしまっている・・・

当然か・・・彼女も目的を果たしたのだから・・・

彼女はネオンに照らされた彼女は笑っていた・・・

が、その笑顔は引きつっていた・・・

彼女も負けたようだった・・・

その後二人と一匹で駅まで歩く・・・

彼女はこの後レベル上げに行くそうだった・・・

いつか、槍スキルを上げて槍使いの僧侶になる・・・

旅の合間そう語る彼女が眩しく見えたのはいつのことだっただろうか・・・

ティーさんも来るが一緒にどうかと誘われた・・・

ティーさんことティリア・・・

もう一人の旅の仲間・・・

会う度に人間の姿だったり、オーガの姿だったりいつも違う職についてたりと、
多芸な人だとは思っていたが・・・

最近は、魔女だったり庭園だったり日記を書いていたりするらしい・・・

自分も元人間なので同じ境遇だと思っていたが・・・なるほど、魔女だったか・・・

疑問は氷解したが、誘いは断り家路につくことにした・・・

レベル上げは重要だが、今の自分には関係ないことだと思った・・・

家に帰るとペロペロが出迎えてくれたので、撫でてやった・・

飼い主に似てスケベな性格なので留守中なにかしでかしてないかと
思ったが、むっつりなのでおそらく大丈夫だろう・・・

たたらの前に立ち今日の依頼を確認する・・・

旅銀の足しにと始めた道具鍛冶だが、
いつの間にか国宝と呼ばれ今ではすっかり収入源になっている・・・

しかし、得た資金は全てカジノに回るため、何気なく始めた、
インテリアショップも今ではすっかり開店休業状態・・・

展示品や残り少ない商品を金に変えないのは僅かに残った矜持だろうか・・・

依頼品を作り終え床につく前にコロンビーヌが別れ際に
言った言葉が頭をよぎる・・・

曰く・・・レンダーシアに行く方法が見つかったそうだ・・・

そして、そのために名のある冒険者を集めているとか・・・

レンダーシア・・・

そこに行けば、故郷に行く手がかりも手に入るかもしれない・・・

しかし、もう自分にはそんな気持ちなどなかった・・・

今の自分には家もある、職もある、安定した生活がある・・・

もう、命をかける必要もないのだから・・・

その日、懐かしい夢を見た・・・

この、プクリポの体をくれた彼の夢だった・・・

プクレットの演芸チャンピオンだった彼・・・

自分の体が使われていることも笑って許してくれた彼・・・

そして・・・世界の中心グランゼドーラ大劇場で世界一の芸人を目指していた・・・

そう、ようやく思い出した・・・

自分は、あの日・・・

冥王の玉座で・・・



その夢を彼に託されたことを・・・

なぜ、忘れていたんだろう・・・

最後まで笑っていた彼のことを・・・

夢を絶たれ、体は使われ、それでも彼は自分に夢を託してくれた・・・

出番が終わったのに壇上に立っているのはスマートじゃないと、
最後に彼はそう言っていた・・・

最後まで自分にエールを送ってくれた彼のことを・・・

なぜ、忘れてしまっていたのだろう・・・

気づけば、朝になっていた・・・

タンスに向かいしばらく着ることのなかった無法者装備と爪を取り出すと、
ペロペロ達に留守を頼み宿屋に向かう・・・

依頼の内容は3つの道具を集めてきてほしいというもの・・・

時の水晶、魔法の聖水5つ、そしてキラーマシンが落とすという、無限の磁力石・・・

時の水晶と聖水は手持ちがあったので、無限の磁力石を求めキラーマシン討伐へ・・・

しばらく、戦うことから離れてたとは言え仮にも冥王を倒したこの身・・・



今更、手こずることもなく鉄グズから磁力石を取り出しコンシェルジュ渡すと、
そのまま、レンドアへ・・・



グランドタイタス号・・・

これに乗りレンダーシアに渡るそうだが・・・

船といえば、ウェナの渡し舟しか知らなかったので随分と圧倒されたが、
同時に田舎者であることを自覚させられて少し腹がたった・・・



乗船パスをもらい船に乗ると見知らぬ男に声をかけられた・・・

腕は立つように見えるが、どうも胡散臭い男だった・・・

というか、なぜ自分を知っているのかと思っていると、
彼曰く自分はかなり有名人らしい・・・

思い起こせば、冥王を倒しているし各国の王とも面識があるし、
自分が思っているよりは名が知れわったていてもおかしくない・・・

何故か、彼と船内を散策していると、どうにも騒がしい・・・

話を聞くと、どうやら迷いの霧を抜けるために必要な魔法の羅針盤を紛失したそうな・・・

幸先の悪い門出だと思っていると、彼がなにやら不思議な力で犯人の目星をつけたようで・・・

というか、あれはなんだ?写輪眼か?・・・



追い詰めてみると、どうやら犯人は冥王の部下らしい・・・

主を失ってなお忠義を果たそうとするとは大したやつである・・・

夢を託されておきながら、遊び呆けていた自分のことを思うと、
胸が痛くなるが・・・

そして、さっさと終わらせようと爪を取り出す・・・

間もなく、彼・・・クロウズが一撃で倒してしまった・・・

やはり只者ではないが、そこまでして急ぐ理由とはなんだろう・・・

聞くのも野暮であるし、無事出航できるようなので船室で休むことに・・・

到着のアナウンスに起こされてみたらそこは、港ではなく殺風景な浜辺・・・

どうやら、潮流の関係で辿りつけずこの地に停泊することになったようだ・・・

仕方なく、浜を出て徒歩で向かうことに・・・

見たことのないモンスター達にやはりここは初めての場所だと、
実感させられる・・・

浜を抜けるとグランゼドーラに続く関所があった・・・

ここを抜けるとついに彼の夢見た舞台かと思っていると・・・

どうやら、王女の命で、通れないとのこと・・・

どうしたものかと、考えているとクロウズが・・・

彼曰く、三匹の蝶を集めろと・・・

鍵集めの次は昆虫採集・・・

しかし、それしか手がかりがないというのなら・・・

かつてと同じように、走り回てやろうじゃないか・・・

そしていつか、グランゼドーラの舞台の上で・・・

天に還った彼の下まで笑い声を届けるために・・・



最後にオチが入ると思った方はポチっとしてやって下さい

ドラゴンクエストX ブログランキングへ

スポンサーサイト

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://automata080.blog.fc2.com/tb.php/40-561572ad
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。